遺言に問題が?|相続問題ガイド

遺言に問題が?

遺言には4種類あります

最も多いのが、「自筆証書遺言」です。
これは本人が本文はもちろん、日付、氏名を自筆で書いて、捺印したものです。
用紙は何でも構いませんが、ワープロやパソコンで作成されたものは無効になります。
また代筆も許されません。
「秘密証書遺言」といって遺言書の存在を秘密にしたままで作成できるものもあります。
この形式であれば、相続開始時に偽装の疑いを避けることができます。
この遺言はパソコンで作成しても構いませんが、自筆の署名は必要になります。
「公正証書遺言」というのは、遺言の中で一番安全で確実な方法です。
公証人役場で本人と証人2人以上が立ち会って、公証人が遺言の筆記を行います。
「特別方式による遺言」は被相続人が何らかな理由で遺言を作成できない場合の手段としてとられます。
危篤状態であったり、隔離状態にある場合がこれにあてはまります。

遺言に書くことは決められています

遺言のトラブルで多いのが、自筆のもので必須事項が抜けていることです。
遺言に書くことというのは、民法で決められているのでその通りに書かなければいけません。

まずは遺産を子供に相続させるのであれば、その子供を認知していることを示さねばなりません。
後見人や後見監督人の指定も行えます。
遺産の相続分を誰にどれだけ相続させるのか、遺贈するなら遺贈減殺の方法などを指定しましょう。

しかし遺言では相続人を特定の人物に指定したり、養子縁組をすることはできませんので注意してください。